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建通新聞社四国
2013/10/01

【香川】斯道学園建替、14年度着工へ

 香川県は、本館、男子・女子寮や体育館からなる斯道学園建て替え整備計画の基本設計概要を県議会文教厚生委員会に報告した。すでに本館と寮改築の実施設計を米沢建築設計事務所(高松市)、同設備設計をエムイ設備計画(高松市)に委託しており、今後、施工順序など詳細を詰めつつ、2014年度から建築工事に着工する考えだ。
 基本設計に基づく建て替え整備計画によると、現在の敷地と隣接する県教育センター解体撤去後の跡地を含む敷地1万2354・08平方b内に、新たに本館(鉄筋コンクリート造3階建て延べ1544・37平方b)▽男子寮(鉄筋コンクリート造平屋650・94平方b、2寮、定員20人)▽女子寮(鉄筋コンクリート造平屋319・54平方b、定員10人)▽体育館(鉄筋コンクリート造・小屋組鉄骨造平屋464平方b)―を建設する。
 また、屋外施設として県教育センター跡地と既存の敷地を合わせた北西側にグラウンド1面を整備し、新体育館南側にテニスコート1面を設置する予定。
 本館には普通教室6室と特別教室5室や図書室、保健室などを配置するほか、入所児童に対するカウンセリング機能を強化するため、心理療法室を新たに設置。退所後の相談支援を実施するための相談室も新たに設置する予定。
 新寮は個室を基本に整備し、親子関係の修復を図るため、親子で宿泊できる居室を新たに設置する。また、被虐待児や発達障害児への個別・専門的な支援を行うための特別支援室を新設するなどが特徴だ。男子寮は2寮一体型施設で男子・女子寮ともに吹き抜けを採用し採光、排煙に配慮する。
 今後の整備スケジュールによると、本年度に本館・寮・体育館の実施設計を外注。14年度から本館など建築工事に着工し、15年8月ごろの本館・体育館、仮設寮舎の完成を目指す。さらに16年8月ごろの男子寮・女子寮の完成を目標にしてる。基本設計は磯野建築事務所(高松市)が担当した。
 このうち、本館と寮改築の建築、設備実施設計は委託済み。設計期間はそれぞれ2014年2月28日まで。男子寮・女子寮改築では、プレハブの仮設寮舎を先行して建築し、生徒移転後に現在の寮舎を解体。同跡地に新寮舎を建築するため、15年度後半の着工になる見込み。
 また、体育館は建設位置と形状を研究中で、実施設計委託前か、同設計を通じて施工位置など詳細を固める考えだ。
 さらに、現在の県教育センターは14年度末まで使用するため、15年度早々の同センター移転後に施設解体に入る。
 斯道学園は1967年に設立。本館、宿舎、運動場、講堂、給食棟などで構成。敷地全体は高低差があり、手狭でもあるため、施工計画などについても今後、検討していく。