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建通新聞社
2013/10/07

【大阪】うめきた民間提案コンペ運営支援でプロポ

大阪市都市計画局は、「民間提案を活用したうめきた2期区域のまちづくりの方針に関する検討調査(先導的都市環境形成促進事業)業務」の委託先を公募型プロポーザル方式で選定するため、10月4日付で公示した。2段階で募集する「うめきた2期区域のまちづくりに関する民間提案コンペ」の運営・事務支援を行う業務となっており、参加申請を10月18日まで受け付け、10月末に委託先を決定する。うめきた2期区域の民間提案コンペについては近日中の公示を予定している。
 同業務では、民間提案コンペの募集に係る関連資料の作成、提案の評価・選定を行う審査会の運営事務をはじめ、うめきた2期区域における防災機能を備えた「みどり」を確保したまちづくりや区域全体の事業実現性の検討、民間提案内容の分析・整理などを一括して行う。納期は2014年3月末。
 2期区域は、グランフロント大阪西側のJR梅田貨物駅跡地17f。JR東海道支線の地下化やうめきたと関西国際空港を直結する新駅の設置などの基盤整備と、防災機能を備えた大規模な緑地が一体となった開発を計画している。
 これまでの大阪駅周辺・中之島・御堂筋周辺地域都市再生緊急整備協議会の大阪駅周辺地域部会では、2段階の民間提案コンペにより、2期区域の開発を進めることとしており、現在、大阪府、大阪市、関西経済連合会、大阪商工会議所、関西経済同友会の5者からなる「うめきた2期区域民間提案募集実行委員会」で、1段階目に当たる民間提案コンペの公告に向け、準備を急いでいる。
 1段階目のコンペでは、前提となる開発条件について提案を求め、対話を通してマスタープラン案(開発条件)を作成する。