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建通新聞社四国
2013/10/08

【徳島】川口ダムの耐震性能照査を開始

 徳島県企業局は、5日付で川口ダムの耐震性能照査を開始する。委託先はクレアリア(東京都北区)。ダム本体と関連構造物などの耐震性能の有無を確認するもの。2014年3月3日までの履行期限で業務を進める。また、同業務での報告書を基に、14年度から必要となるダム本体の耐震対策とダム関連構造物等の耐震対策の各検討を別途開始する考えだ。
 同ダムは、那賀川の上流にある日野谷発電所で発電した水を逆調整するための利水ダム(逆調整ダム)。ダム形式は直線重力溢流コンクリート。堤頂長182・5b、堤高30b、堤体積5万3500立方b。高さ13・8b×幅13bの鋼製ローラーゲート6門、予備(浮き)ゲートなどが特徴。ダム下流の水位変動を緩和するとともに川口発電所で発電する。50年以上前に築造した。また、1985年度にはダムゲート制御装置を設置。ダム地点の流入量に即応したゲートの開閉操作ができるようになっている。
 企業局の新経営計画案(2016年度目標年次)では、老朽化対策として同ダムの洪水吐ゲート(鋼製ゲート6門の補強または更新など)の耐震化が15〜21年度事業として計画されており、12年度には四電技術コンサルタント徳島支店(徳島市)で予備設計を行っている。今回の業務では、これらダム関連構造物も含め、ダムのレベル2地震動に対する耐震性能を評価する。
 所在地は郡那賀町吉野地内。