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日本工業経済新聞社(茨城)
2013/10/10

【茨城】日立市の新中央体育館建築 JV編成申請ゼロで中止

 日立市は11月1日開札予定の新中央体育館建設工事4件(建築、電気、空調、給排水)を中止した。代表構成員ゼネコン5社からJV編成申請が無く建築主体工事が中止となったため、電気、空調、給排水の工事3件も入札を取り消した。再入札は予定価格など条件緩和による一般競争も視野に検討。12月定例市議会までに仮契約したい考え。
 新中央体育館は大震災で被災した東成沢町の体育館跡に、SRC造一部S造2階建て延床面積9800uで建設予定。バスケットボールコートやメインアリーナ、武道場のほか、防災施設などを配する。
 市では、労務単価の上昇や2019年開催の国体仕様に合わせるため、9月補正予算で継続費を8億2000万円に増額(全体43億8000万円)。実施設計を叶ホ本建築事務所(東京都)が見直し、入札準備を進めた。
 建築主体工事は予備指名で指名競争入札を行うため、9月25日に総合評定値(経審P点)2000点のゼネコン5社を代表構成員として指名。これに市内建築Aランクの構成員が加わる4〜5者JVで編成が予定されていた。だが今月8日までに企業編成の申請が無く入札中止。
 これに伴い、10月4日に一般競争入札を公告していた電気設備工事、空調換気設備工事、給排水衛生設備工事の計3件も入札が取り消された。
 今後の予定は検討中だとしているが、12月定例市議会までに仮契約したい考えは変わらず、早期判断が迫られる。なお、これまでにゼネコンを含む予備指名が中止となった事例は無いという。
 2015年度までの3カ年で本体工を進めた後、外構を発注し、同年度内に完成予定。