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日本工業経済新聞社(埼玉)
2013/10/15

【埼玉】富士見市が14年度予算編成方針示す

 富士見市の星野信吾市長は、各部局長に対して2014年度予算編成方針を通知した。今後、11月上旬に各部局が予算要求書を提出し、14年1月中旬に第1次審査、最終審査を14年1月下旬に実施し、最終的な予算案を決定する。
 14年度は第5次基本構想中期基本計画のスタート年で、これまでの取り組みの進捗や成果検証、社会経済情勢変化を踏まえ、達成目標を見据えながら取り組むべき施策の方向性を的確に反映した効率的な予算を編成する。特に、少子・超高齢社会を迎える中、中長期的な視点で市民ニーズの変化を的確に捉え、「住みたいまち・住み続けたいまち」と市民が思える施策を創意工夫のうえ、全庁一丸となって編成することとしている。
 「市民生活の安心安全を高める施策の推進」では、ソフト・ハード両面にわたる総合的な防災・減災対策に取り組むこととし、特に防災力向上や道路橋梁耐震化などは重点的に予算を配分、計画的な実施に加え特定財源確保に万全を期すこととしている。老朽化が進んでいる各公共施設については、引き続き安心して利用できるよう計画的な改修を進め長寿命化を図っていくものとし、事業計画や事業費は所管課で検討・精査のうえ予算要求することを挙げている。
 さらに予算編成に当たっての留意点として、新たなまちづくりや高度化・複雑化する市民ニーズへの対応が部局を越えた連携が必須となっており、「縦割り」にならないよう留意することを示している。複数の所管にわたる事業の予算要求に当たっては、関係部局間で十分協議・調整のうえ予算要求を求めている。契約は入札を原則とし、競争原理が機能するよう徹底すること、長期継続契約を締結できる契約は必ず長期継続契約を活用することを示している。