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建通新聞社
2013/10/21

【大阪】来年度早々に事業者募集 中央突堤2号上屋

大阪市港湾局は、大阪都市魅力創造戦略に基づき、もと中央突堤2号上屋(港区海岸通1ノ5)を利活用する計画について、民間事業者からの意見を募集した上で、本年度末までに一定の方向性を示し、2014年度早々にも事業者の募集を開始したい考えだ。
 同施設は、1968年に大阪港の主要港湾施設として建築されたが、コンテナ化による物流形態の変化に伴い、2012年度末でその役割を終え、現在に至っている。
 ロケーションも良いことから、12年6月には大阪府市統合本部の都市魅力戦略会議で、同地(築港・ベイエリア地区)を世界第一級の文化観光拠点の形成を目指す五つの重点エリアの一つに選定。現地には建物などがそのまま残されている。
 実現化の方法としては、「民間の企画力を活用。インセンティブを付け事業者を公募する」との方針を示しており、早期の利活用を目指す。
 民間事業者からの意見募集については、「もと中央突堤2号上屋の利活用に係るマーケット・サウンディング(市場調査)」として、対話型による提案募集を開始。跡地利活用の実施可能性を検討する意向を有する法人、または法人のグループを対象に11月1〜29日に参加者を受け付ける。
 提案についての対話は、12月4〜18日を予定。意見募集の結果は14年1月下旬ごろに公表する。
 提案募集では、大阪都市魅力創造戦略の方針を踏まえた上で、幅広くアイデアを求める。建物を撤去し跡地を活用するという提案も可能で、建物、土地の購入、借り受けなども想定。
 既存施設を撤去する場合は、現状有姿での引き渡しを予定。撤去工事と費用は事業者の負担としている。市の概算によると解体撤去費用は約2億2000万円。
 もと中央突堤2号上屋は、鉄骨造(倉庫部1階建て、事務室部2階建て)の延べ4922平方b。大阪を代表する観光拠点の天保山ハーバービレッジ(海遊館、天保山マーケットプレースなど)に近接。夕陽を眺めるスポットとしても有名。上屋としての機能はすでに廃止されている。