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建通新聞社(神奈川)
2013/10/21

【神奈川】森ビルと丸紅 北仲通北地区に16万9000平方bの再開発ビル。都市計画変更を提案

 森ビル(東京都港区)と丸紅(東京都千代田区)は、横浜市中区海岸通り、北仲通北地区内A―4地区再開発で、延べ床面積16万9000平方bの再開発ビルを建設する事業計画をまとめ、10月21日、横浜市に都市計画の変更を提案した。横浜市は都市計画変更の必要性を判断し、原則6カ月以内に通知する。
 事業面積は約7・8f。再開発ビルは共同住宅と事務所、店舗などで構成する。業務・商業など「誘導用途」の容積率を150%以上とし、住宅等容積率の上限を400%から450%に変更する。高さは約200bで、高層階に「地区の魅力を高める効果がある施設を2層以上確保する」ことを提案。非常用発電設備や防災備蓄倉庫を備えた耐震性の高い建物とする。
 敷地内に残る旧帝蚕倉庫の倉庫棟についてはいったん解体し、復元保存する。歴史的護岸の復元や歴史的建造物、土木遺構を保全活用し、横浜の歴史を継承する方針だ。
 着工は2014年度、完成は18年3月を目指す。
 横浜市は都市再生評価委員会で都市計画の変更をする必要があるか判断し、変更する場合は、説明会や公聴会を経て都市計画審議会に諮る。