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建通新聞社四国
2013/10/22

【徳島】高校寄宿舎再編で近く設計を外注

 徳島県教育委員会は、「県立高等学校総合寄宿舎」の再編計画で、2013年度から再編される4寮の耐震化や住環境の整備に向けた取り組みに着手しているが、このうち改築対象の寮について、順調なら近く設計を外注する方針。業務は一般競争入札方式による契約を見込んでいる。
 再編計画は、現在の6寮体制から麻植と美馬の2カ所を15年度末に廃止し、徳島・阿南・美馬東部・三好の4寮体制に統合再編するもの。計画では、徳島寮で改築1棟(既設解体含む)と既設耐震補強改修1棟、阿南寮と美馬東部寮の男女両棟で改築、三好寮で男女両棟の耐震改修を予定している。
 現徳島寮(定員120人)は、1963年度に建築された鉄筋コンクリート造4階建て延べ1130平方b棟(男子寮)と68年度に建築された同造2階建て延べ614平方b棟などで構成。すでに男子寮について、診断業務と併せ林建築事務所(徳島市)で設計業務を進めている。所在地は徳島市北矢三町地内。統合再編では、合宿所機能を盛り込むほか、定員を男女で88人とする計画。
 阿南寮については、阿南市内の近隣地に建て替えを図る。現阿南寮(定員96人)は、女子棟・男子棟ともいずれも65年度に建築され、同造2階建て延べ406平方b、同造平屋228平方b、同造2階建て延べ511平方bなどで構成。統合再編後は定員50人を見込む。
 美馬東部寮についても、阿南寮と同様に美馬市内の近隣地に建て替えを図る。現施設(定員100人)は、女子棟・男子棟ともいずれも75年度に建築され、同造3階建て延べ820平方b、同造2階建て延べ238平方b、同造2階建て延べ400平方bなどで構成。再編後は定員50人を見込む。
 一方、三好寮については、既設の耐震補強など、大規模な改修で対応する。現在、耐震診断と併せ設計を橘建築事務所(徳島市)で進めている。既設規模は、男子寮が鉄筋コンクリート造2階建て延べ399平方b、女子寮・食堂が同造2階建て延べ651平方b(食堂部分は同造平屋131平方b)。再編後の定員は42人を見込んでいる。所在地は三好市井川町地内。
 当初計画では、改築寮については、13年度に設計と工事発注を、耐震改修寮については13年度に設計、14年度以降に工事発注を予定していたが、改築寮は事業手法について再度内部で検討していたため少し遅れている。設計者選定手法もプロポーザル方式を見込んでいたが、時間的理由から取り止めたもよう。このため着工は早くても14年度になる見通しだが、今後は設計着手を急ぐ一方、15年度末までの耐震化率100%の達成を目指し、各整備進捗(しんちょく)を図ることにしている。