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日本工業経済新聞社(群馬)
2013/11/06

【群馬】地すべり学会が奈良平を視察

 日本地すべり学会関東支部は5日、2011年7月末の新潟・福島豪雨により大規模崩壊が発生した、みなかみ町奈良平地区の復旧治山事業を視察した。大学や企業の関係者約20人が参加し、工事が進む現地を訪れた。
 今回の視察は、同事業を担当する県森林保全課と県利根沼田環境森林事務所の協力を得て実現した。奈良平地区は同年7月25日〜31日累計で降雨量415・5oを記録し、斜面長約90m、幅80〜100m、崩壊深15〜25mの規模で不安定化した斜面が崩れ一級河川宝川を一時閉塞させた。同年8月から国土防災技術(前橋支店=前橋市)が調査に着手し、現在は昨年度末に発注された山腹工を主とする復旧治山工事を小坂建設(沼田市)が進めている。
 参加者は、利根沼田広域観光センターで県森林保全課の石田博文次長と国土防災技術の担当者から概要や調査結果の説明を受けたのち、現地を視察した。これから法枠工が予定される崩壊面を実際に歩きながら、地質などを確かめた。群馬大学工学部社会環境デザイン工学科4年生の小田原卓哉さんは「思っていたよりも岩が基盤としてもろかった」、同じく4年生の北村和輝さんは「初めて災害現場に来たが、実際に見ると大きな崩壊で圧倒された」と話していた。