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日本工業経済新聞社(埼玉)
2013/11/07

【埼玉】川越市が土地貸しで太陽光発電の事業者特定

 川越市は、土地貸しによる大規模太陽光発電事業実施に向けて公募型プロポーザル方式で事業者を選定、最優秀提案者に水とひかりのプロジェクトを特定し、優先交渉者に決定した。代表企業はスマートエナジーサービス、構成企業は住商メタレックス。今後は、11月下旬以降に基本協定、賃貸借契約を締結する。
 貸付場所は、鯨井875−6の一部ほかの資源化センター第一調整池。貸付面積は約1万2400uで協議により確定。貸付単価はuあたり年額125円で、年間貸付予定額は約155万円。事業期間は、太陽光発電設備の設置・撤去期間を除いて20年。
 同者は▽稼働状況モニター設置による啓発▽子ども向けセミナー開催▽建設時に可能なものについて市内企業を採用▽市エネルギーポテンシャルの調査協力――などの提案を掲げた。発電規模673・92kWで、年間推定発電量は約83万9000kWh。一般家庭の168世帯分にあたる。