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日本工業経済新聞社(群馬)
2013/11/12

【群馬】回答書に対する説明会 群建協前橋支部

 群馬県建設業協会前橋支部(三原豊章支部長)は11日、今夏に行った県県土整備部との意見交換会で同部に要望していた事項に対する笹森秀樹部長からの回答書説明会を群馬建設会館で開いた。
 説明会では、県前橋土木事務所から荒巻清一所長、計画調整係の国松伸次補佐などが出席し、業界要望に対する笹森部長の回答が説明された。また、公共工事執行状況の実態調査結果も併せて報告された。
 開会ののち、荒巻所長は「きょうは、県土整備部長との意見交換会で出されたさまざまな要望に対する回答書を説明申し上げる。また、公共工事の執行状況実態調査についての結果なども説明する。せっかくの機会なので、お気づきの点などがあればお声がけいただきたい」とあいさつ。
 続いて三原支部長が「笹森部長さんとの意見交換会の中で出た要望について、その回答を改めて説明いただく。また、過日皆さんにご協力いただいた公共工事の実態調査アンケート結果もお話しいただくので、是非今の実態を知っていただき、われわれの仕事や発注内容などに生かしていただきたい」と話した。
 説明会は、5月から7月に開いた群馬県建設業協会各支部と県県土整備部との意見交換会で協会側から出された要望に対する笹森部長の回答を詳しく紹介するもの。回答書は、事業関係、入札契約制度、業務簡素化、工事現場関係、若手技術者など多岐に渡る要望を集約し、各項目に対する施策反映や対応などを丁寧に説明した。
 また、実態調査では、技術者不足、下請け不足、資材高騰、設計単価などの状況調査を行ったほか、新たな発注工事に対する対応の是非を問う内容のものだった。集約の結果、同支部では技術者や下請け業者が不足しているが、発注時期や工期を考慮すれば現場の対応が可能という調査結果となった。