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建通新聞社四国
2013/11/19

【徳島】中央病院の外構・立駐整備を協議

徳島県病院局は、新病院の開院後に旧病棟の解体が進められている「県立中央病院」について、旧本館棟の解体後に外構工事と立体駐車場などの整備を計画しており、早期の設計着手を目指して関係機関との協議を進めている。
 病院改築に伴い、外構工事のほか立体駐車場を整備する。規模など詳細はこれからとしているが、立体駐車場は複層建て自走タイプの施設を見込んでいるほか、外構では公的交通機関が乗り入れする交通広場、ホスピタルパークの整備も視野に入れている。整備に当たり、総合メディカルゾーン形成の一環で隣接する徳島大学病院との一体的な整備を目指しているが、共同利用する大学病院や大学(蔵本キャンパス)、バス・タクシーなどの交通機関、周辺住民との調整が現在も図られているため、設計の着手時期は未定となっている。
 病院局では、遅くても旧本館棟の解体完了後、速やかに事業に移行できるよう準備を進める考え。このため14年度早々には設計の着手が見込まれる。一方で工事については大学病院の外来診療棟新営工事の整備進捗(しんちょく)に合わせることにしており、こちらも大学側と今後調整を図ることにしている。
 県立中央病院旧本館棟の解体は、島谷建設・バンドウリメークJVが14年3月10日工期で、徳島大学病院外来診療棟新営工事は竹中工務店が16年3月15日工期でそれぞれ工事を進めている。