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日本工業経済新聞社(群馬)
2013/11/19

【群馬】大泉町の学校耐震化、来年度は北中着工

 大泉町は、来年度から小中学校耐震化事業として北中学校の校舎改築工事に着手するほか、北小学校、南小学校、西小学校の3校、3棟で耐震補強工事を計画している。北中の改築工事では、特別・普通教室棟を解体し、その跡地へ約3200uの新校舎を新設するもので、14年度は同棟の解体後に新施設に着工し、15年度までの2カ年で工事を進める。小学校の耐震化は全3校のうち、6棟で耐震化が残っており14年度に3棟、15年度に残る3棟で工事を進める。

 現在、耐震化がなされていないのは、中学校では北中学校の特別・普通教室棟(1960年築RC造2階建て、延べ床面積836u)と普通教室棟(61年築RC造3階建て、延べ床面積2186u)の2棟。
 小学校では、北小学校で@南棟(78年築RC造3階建て、延べ床面積1935u)A北棟(79年RC造3階建て、延べ床面積2714u)の2棟。南小学校で@高学年棟(76年築RC造3階建て、延べ床面積2192u)A管理・普通教室棟、管理教室棟(75年築RC造3階建て、延べ床面積1849u)の2棟。同校の管理・普通教室棟、管理教室棟については、外見上2棟であるものの構造上は1棟であることから1棟として扱っている。西小学校で@普通教室棟(西)(78年築、RC造3階建て、延べ床面積1301u)A普通教室棟(東)(71年築、RC造3階建て延べ床面積1605u)の2棟−の計6棟で工事を残している。
 現在地での建て替えを行う北中学校では、本年度に既存施設の解体設計と本体設計を石井設計(前橋市)に委託している。12年度にまとめた基本構想のなかでは、2棟を統合してRC造3階建て、延べ床面積約3200u規模の新設を計画、特別・普通教室棟を解体しその跡地に建設する。工事は、既存施設の解体も含め2カ年での実施を予定、特別・普通教室棟を解体し本体工事に着手、新施設の完成後に普通教室棟も解体する。
 耐震改修を行う小学校3校では、来年度に北小学校の南棟、南小学校の高学年棟、西小学校の普通教室棟(西)の計3棟の施工と、15年度に工事を行う北小学校の北棟、南小学校の管理・普通教室棟、管理教室棟、西小学校の普通教室棟の3棟で設計を委託する予定。来年度施工の3棟については、いずれも本年度に群馬県建設技術センター(前橋市)へ設計を委託している。
 最終年度となる15年度は北小学校の北棟、南小学校の管理・普通教室棟、管理教室棟、西小学校の普通教室棟の3棟で耐震改修工事を実施する。