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建通新聞社(静岡)
2013/11/22

【静岡】13年上期の県内工場立地動向 太陽光発電の電気業が大幅増

 経済産業省がまとめた2013年上期(1〜6月)の工場立地動向調査結果(速報値)によると、静岡県内への立地件数は前年同期を43・5%(10件)上回る33件、立地面積は同じく121・9%(58・37f)増の106・24fで、件数、立地面積のいずれも全国で7位となった。太陽光発電施設の設置に伴う電気業の立地が増加したことが、全体の大幅増につながった。しかし、電気業を除く件数では16件と、前年同期に比べて30・4%減少している。
 県内に立地した企業の業種別の内訳では、電気業が17件で最も多く、続いて、輸送用機械器具製造業が4件、生産用機械器具製造業が3件あった。
 地域別では、西遠地区が16件で最多。東駿河湾地区と中遠地区が各6件、静清・大井川地区が5件となった。
 太陽光発電施設の設置に伴う電気業の立地は、関東経済産業局管内で12年上期6件だったものが、13年上期は139件と急増している。
 県内への企業立地は02年から増加。08年には件数が144件、面積が186fに達し、それぞれ全国トップとなった。しかし、金融危機を契機に09年以降は低水準で推移。11年の立地件数は前年比9・8%減の37件だった。12年は上期が23件と伸びが見られなかったものの、下期に50件の立地があり、前年比で97・3%増と大幅な増加を示した。電気業を除けば静岡県が65件で全国1位だった。
(2013/11/22)

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