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建通新聞社(静岡)
2013/11/29

【静岡】島田市が内陸フロンティアの開発を目指して」と題した企業誘致説明会

  島田市は25日、市内で「内陸フロンティアの開発を目指して」と題した企業誘致説明会を開いた。会場に120人を集め、工場誘致の優位性などを強調した。
 当日の120人の内訳は、建設関係者約50人、金融関係者25人、コンサルタント関係者15人、一般企業20人で、その他は一般参加者となった。
 あいさつに立った染谷絹代島田市長は、内陸フロンティア構想にも積極的に参加していく姿勢を示し、市の明るい未来を強調、「地下水や大井川の伏流水、利便性の高い交通アクセスなど好条件がそろっている」として、企業誘致のメッセージを送った。
 来賓あいさつでは、池谷廣静岡県理事が「内陸フロンティアというと東名高速の沿線を捨てて新東名沿線の開発に移行するものと誤解されがち」として、内陸の開発と沿岸側の防災、イノベーションがセットであることを説明、「市町と一般の皆様の協力の下に強靭な県土を築き、産業の発展、静岡県経済の発展につなげたい」と語った。
 また、同じく来賓の静岡県経済産業部商工業局の山口幸博企業立地課長が県下の企業誘致状況を説明した。
 この後、市側から工業用地の優位性や企業立地の現況、現在進めている開発計画と遊休地を紹介した。開発計画では、新東名島田金谷IC周辺地区、中河東中瀬工業用地の見通しなどを説明。立地企業を代表して、富士食品工業が島田市金谷地区へ国内主要工場を移転した経緯や理由を説明した。
 最後には、県立島田商業高校と県立島田工業高校の2校が就職斡旋の立場から学校紹介を行った。
(2013/11/29)

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