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日本工業経済新聞社(群馬)
2013/12/09

【群馬】交差点改良3カ所改良工などへ 県伊勢崎土木

 県伊勢崎土木事務所は、伊勢崎市内3カ所で交差点改良を計画しており、来年度は用地買収をメーンに進め、買収がまとまった部分で一部着工も検討していく。対象交差点は、上渕名交差点、赤堀今井交差点、大国神社東交差点の3カ所。

 上渕名交差点は、伊勢崎市上渕名地内で主要地方道前橋館林線と一般県道境木島大間々線とが交差する交差点。本年度に用地調査が完了したため、来年度は用地買収に着手する。設計はコイデ(前橋市)の担当。
 改良工事は、各方向の路線両側を拡幅して右折レーンを設置する。前橋館林線の計画幅員構成は一般部12・5mで、内訳は車道3・25m×2、両側歩道2・5mとなり、床版側溝を両側に布設する計画。境木島大間々線は一般部12mとし、車道3m×2、両側歩道2・5mで同じく両側に床版側溝を入れる。交差点部は右折レーン3mを設け、幅員は15mまで広げる。
 赤堀今井交差点は、伊勢崎市赤堀今井町1丁目地内の国道50号、国道の以北が一般県道笠懸赤堀今井線、以南が市道(赤)106号線という3路線の十字路交差点。改良対象は、国道50号から南北に延びる笠懸赤堀今井線L50m区間と市道(赤)106号線L40m区間の2路線。このため、計画は伊勢崎市とも協議しながら進めている。
 設計は、高崎測量(高崎市)が作成中で、市道区間の予備設計はプロファ設計(伊勢崎市)が行った。
 これから用地調査に取りかかり、来年度は用地買収へ移行するスケジュール。改良工事にあたっては、交差点の西側にある伊勢崎市指定の天然記念物「赤堀今井の信濃柿(マメガキ)」を避けて、車道東側へ拡幅する。現幅8mを13mまで広げる。
 大国神社東交差点は、伊勢崎市境下渕名地内の国道50号と、一般県道伊勢崎新田上江田線とが平面交差している。本年度から交差点西側の一部で水路の付け替え工事を開始しているほか、交差点東側の用地買収を促進している。来年度も引き続き用地買収を進め取得状況にもよるが、一部着工を予定している。
 同交差点の県道区間は、西側のみ車両数台分の右折レーンが設けられているが、東西方向の県道から国道へ右折する車両が多く、頻繁に渋滞が発生している。
 工事は東西方向の県道L100m区間の北側をメーンに拡幅し、W3mの右折レーンを新設するほか、歩道W2・5mも整備する。
 設計はプロファ設計(伊勢崎市)が行った。