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建通新聞社(神奈川)
2013/12/10

【神奈川】川崎市 等々力野球場の改築設計、プロポで山下設計を特定

 川崎市は、等々力硬式野球場の改築で、設計者を指名型プロポーザル方式で選定した結果、最優秀者に山下設計(東京都中央区)を特定した。次点は環境デザイン研究所(東京都港区)。
 2014年3月〜15年1月に設計をまとめ、シーズンオフの同年9月〜16年3月に既存建築物を解体。16年4月〜18年3月に新しい野球場を建築し、18年4月の供用開始を目指す。改築工事費は上限40億円程度を見込む。
 業務内容は、等々力硬式野球場改築の基本・実施設計と既存建築物の解体撤去工事の設計、中央広場の基本設計など。履行期限は15年3月31日。設計委託の概算価格は上限8400万円(税抜き)。
 山下設計の提案は、等々力緑地の正面広場から野球場〜多摩川までの動線を確保し、公園と野球場が一体的に利用できるようなにぎわいを生む工夫が特に評価された。野球場の外周には来園者が自由に利用できるデッキを整備する。
 プロポーザルには10者を指名し、このうち7者が辞退した。
 今回の業務委託に先立ち、野球場の整備計画を山下設計が、基本計画を緑の風景計画(川崎市中原区)が策定した。
 所在地は中原区等々力1ノ1。中央広場を含めた敷地面積は約6万平方b。