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北海道建設新聞社
2013/12/18

【北海道】三笠市が老朽化進む市立総合病院の在り方を検討へ 

 三笠市は、市立三笠総合病院の将来的な方向性を2014年度にも示す見通しだ。施設の老朽化や医師・看護師の確保が喫緊の課題となっている。今後、関係者による検討組織を設け、建て替えなども視野に入れた病院施設の在り方について、1年程度かけて調査する。
 市内宮本町489の1の三笠総合病院はRC造、地下1地上6階、延べ1万2571m²の規模。このうち、1963年に完成した本館(RC造、地下1地上6階、延べ6230m²)と68年完成の精神科棟(RC造、2階、延べ1298m²)は築45―50年が経過し、老朽化が著しい状況だ。
 これに加えて、病院経営の改善や医師・看護師の確保などの課題も横たわる。市は地域の拠点病院として市民が安心できる医療を支えていくためには、猶予がない状況にあると判断。同病院の将来的な在り方として、三笠地域の実情に見合った病院規模や診療科目、医療スタッフの確保策などを検討する。