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建通新聞社
2013/12/26

【大阪】吹田高野台民活PJ 三菱地所レジに決定

大阪府住宅まちづくり部は、府営吹田高野台住宅1丁目の民活プロジェクトの落札者を三菱地所レジデンスグループに決定した。入札価格は府営住宅整備に係る対価が45億7096万6200円(税込み)、活用用地の対価が46億1000万円(〃)。そのため府負担はマイナス3903万3800円となった。今後は、2014年2月議会に契約議案を諮り、14年度に第1工区既存住宅の解体・撤去に着手し、建て替えを進める。
 業務別に見るグループ構成員は、長谷工コーポレーション(設計、建設、入居者移転支援)、野村建設工業(建設)、カノンアソシエイツ(工事監理)、近鉄不動産(用地活用)、神鋼不動産(〃)、三菱地所レジデンス(〃)の内訳。
 府営住宅の建て替えについてはA〜C棟の3棟を計画。全て鉄筋コンクリート造。延べ床面積はA棟が1万1141平方b、B棟が6810平方b、C棟が4155平方b。一方、民間活用用地にはD、E棟の2棟のマンションを導入する計画で、ともに鉄筋コンクリート造地下1階地上9階建てで、D棟が延べ2万2032平方b、E棟が延べ7482平方bとなっている。
 同プロジェクトは、老朽化した吹田高野台住宅の既存住宅西ブロックにある既存13棟(B1〜13号棟)を2工区に分け建て替えるもの。新設戸数は第1工区168戸、第2工区162戸。併せて、住宅の集約・高層化により活用用地を生み出し、民間マンションなどの導入を図る。場所は吹田市高野台1〜4丁目。