トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日本工業経済新聞社(群馬)
2014/01/16

【群馬】建築士会前橋支部が新年会開く

 群馬建築士会前橋支部(高橋秀一支部長)は15日、前橋テルサで新年会を開いた。当日は約40人が出席し、新たな年の幕開けを祝した。
 開会ののち、高橋支部長があいさつ。高橋支部長は「ひょんなことでフィリップ・コトラー著の『マーケティング3・0』を読んだが、現代は消費者から支持を受けるような、社会的問題を解決するような商品が脚光を浴びているということだった。今の時代、持続可能な社会へつながる発想を持った人に賛同する社会の傾向があると言っていた。建築に携わる者として同じようなことが求められていると思う。今までは快適、便利、デザインに優れたモノでやってきたが、今後は持続可能な社会へ対して提言できるような発想が必要となってきた。ニーズに応え、社会の問題を解決するような提案をする方がこの前橋支部から大勢出てくるよう、本年も共に頑張ろう」と呼び掛けた。
 来賓として臨席した群馬建築士会の渡辺良彦会長が「8年もの間、士会の改革や是正に取り組んだ結果80%くらいまで進んできた。これからの20%は大変なものがあるが、協力してしっかりと成し遂げていきたい。士会は、会員の利益になる活動を実施することと、地域貢献活動を重要事業に位置付け取り組んでいる。最近では高校生の建築甲子園の結果発表が行われ、前橋工業高等学校が昨年に引き続きベスト8に輝くなど、群馬県としても喜ばしく士会のアピールにもつながっている。今後もより良い士会となるようご協力をお願いする」と求めた。
 来賓紹介が行われたのち、群馬県建築士事務所協会の山田美光会長の発声で乾杯。和やかな雰囲気のもと新年会がスタートし、会員らは年の門出を祝うとともに親睦を深めた。