トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(静岡)
2014/01/17

【静岡】静岡県 浜松五島海岸の侵食対策 14年度から突堤建設に着手

 静岡県は9日、第16回遠州灘沿岸侵食対策検討委員会(委員長・宇多高明土木研究センター常務理事)を開き、浜松五島海岸(河口付近)の侵食対策について、天竜川右岸側に設ける突堤の建設に2014年度から着手することを示した。
 会合では、県が浜松五島海岸の突堤設置の概要を説明した他、台風による海岸への影響と対応、御前崎海岸の侵食メカニズム、海岸保全基本計画の変更について報告した。
 浜松五島海岸(河口付近)の侵食対策については、前回委員会で「侵食の進行を防ぐことができる突堤設置と粗粒材養浜年間3万立方b以上」の案を基本方針とした。その上で、12年計画時から20年後の汀線(ていせん)変化、水深変化を予測した結果、突堤は現況平均汀線位置を境に陸側が延長150b、沖側が延長60〜70bの全長210〜220bを予定。沖側は、養浜礫の漂砂下手(河口側)への流出制御を目的に先端水深4bまで設置することとし、陸側は遡上した波により砂質分が基部を回り込んで下手に流出することを防ぐため、年数回波時の波の打上げ高以上の地盤高まで突堤を設けることとした。
 また、洗掘対策として沖側に根固消波工を設置する。陸側については、施工後の地形変化をモニタリングして根固工の設置を検討する。
 この他、施工時の養浜について、各段階のモニタリングにより養浜投入するとし、完成前でも継続的に実施するとした。
 御前崎海岸の侵食メカニズムでは、最も侵食が著しい場所として灯台西側(御前崎市白羽地区)を挙げ、緊急性があるため対策を検討していくことを確認した。

(2014/1/17)

建通新聞社 静岡支社