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福島建設工業新聞社
2014/01/21

【福島】相馬LNG基地/県、用地造成着手へ/事業費40億円、埋立護岸855m整備

 石油資源開発鰍フ相馬LNG基地立地用地として、県が行う相馬港4号ふ頭地区の工業用地埋立造成事業で県は、事業着手に向けた事前評価を公共事業評価委員会に諮った。県事業では、事業費40億円をかけ26、27年度の2年間で埋立護岸855bと用地造成16・1fを実施。同社に売却する。関連事業として国などが航路・泊地を水深14b化するため浚渫工事を行う。
 17日、県庁内で今年度第4回委員会を開き、追加の評価を行った。「事業着手」の対応方針案を妥当とし、月内にも知事に具申する。
 県が行うのは、LNG基地建設に伴う立地用地の造成で、大型のLNG運搬船の入港に対応して国、事業者が行う航路・泊地の浚渫土等を活用する。埋立造成する用地16・1fのうち、6・1fがLNG基地、10fが関連企業用地となる。埋立地背後の既存用地と合わせて、同社に売却する。
 同社が係留施設として外航船用(マイナス14b)1バースと、内航船用2バース(マイナス7および6・5b)を建設、LNG専用船から陸揚げするためのパイプラインを敷設する。
 護岸の構造形式は捨石堤を採用。消波ブロックに既存ブロックを転用することでコスト縮減を図るものとしている。
 航路・泊地は現在の水深7・5bを14bに大水深化する。直轄分が航路・泊地整備22・1fで事業費20・3億円。事業者が行う泊地整備が3fで2・5億円。直轄分も26年度新規事業としての事業評価を経て予算要求している。
 県事業は26年度7月ごろにも護岸工、10月ごろにも整地工に着手する予定だ。
 石油資源開発鰍ェ計画する相馬LNG受入基地は、接続パイプライン建設費も含め投資額約600億円。基地では23万`gの貯槽タンクやLNG気化設備などを整備する。将来的にタンク1基の増設も見込んでいる。地下埋設の接続パイプラインは名取市まで約40`を敷設する。30年4月の運用開始を目指す。