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日本工業経済新聞社(山梨)
2014/01/29

【山梨】都留市 2橋の耐震補強工を実施

 都留市は本年度から「佐伯橋」と「大原橋」の補修耐震工事を実施する。年度内にも指名競争で発注することになりそうだ。工事は新年度以降も継続して発注する考えで、年度ごとに工事予算などを要望していく。
 佐伯橋(田原四丁目・十日市場地内)では本年度内に橋の下部基礎部の空洞充填工事を発注し、5月頃までに完了させる。また新年度は新たに補修耐震工事の発注を目指す。橋の上部を取り壊して新たに架け替え、下部についても部分交換などを行う。工事は本年度から3カ年で計画している。佐伯橋補修補強設計はブレーンズ(本社・笛吹市)へ委託済み。
 同橋は国道139号の佐伯橋の横にある上路アーチL45m、W5・6mの規模で、1927年に竣工されている。老朽化により現在は通行止め状態にある。
 一方、大原橋(大原地内)は本年度と新年度に補修耐震耐荷工事を発注する。同橋は単純鋼版桁橋で橋長はL52・1m、W6m(路肩含む)。耐荷工事で現在の14tから25tに対応する。リニア見学センターや工業団地があるため大型車輌が通れるよう、工事を進める。大原橋補修耐震耐荷設計は昨年6月にサンポー(甲斐市)へ委託した。
 同橋については昨年の9月市議会でリニア見学センター周辺にあるため整備要望が出ており、小俣建設部長は「2014年度に実施予定だったが、本年度に前倒しする」と答弁している。