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日本工業経済新聞社(群馬)
2014/02/03

【群馬】県桐生土木、今月下旬に5工事

 県桐生土木事務所は、桐生市内での落石防護対策工と橋梁補修工、みどり市内での再強フェンス工、落石防護網工、落石防護柵工を予定しており、今月下旬にも指名通知する。
 桐生市内の、落石防護対策工は、梅田町を走る一般県道沢入桐生線の湯山橋南にある梅田工区。今回は擁壁工L50mと落石防護網L30mに加え、落石防護柵も一部整備する。防護網工は昨年度に擁壁工を設置した箇所の上部が対象。
 梅田工区では、L160mにわたり落石対策工を2008年度から進めており、これまでに約6割の進捗に達している。設計はプロファ設計(伊勢崎市)が担当した。
 同市内での橋梁補修工は、黒保根町上田沢地内を南北に走る一般県道根利八木原大間々線の荻ノ目橋が対象。橋台2基の伸縮装置取り替え工と橋面防水工262・6uを実施する。
 みどり市での再強フェンス工の施工箇所は、東町小中地内の一般県道船笹神戸停車場線。国道122号小中交差点にほど近いカーブで、山側にある既設フェンス(H2m)を生かしつつ、H6mの高エネルギー吸収型フェンスL27mを設置する。今回が初弾工となり、計画ではL45m区間を整備する。残りは新年度に発注する。
 同じく同市の落石防護網工は、大間々町小平地内の一般県道小平塩原線が対象。市指定天然記念物「小平の大杉」に近いカーブで、ポケット式ネット工L78m・H10mの新設工事を発注予定。災害時の集落の孤立化を防止する目的で、同線では今回の付近で同様の工事を5カ所計画。今回の工事は2カ所目。設計はオウギ工設(前橋市)が担当する。
 残る同市での落石防護柵工は、大間々町下神梅地内の一般県道上神梅大胡線が対象。既設擁壁工の上に落石防護柵工L43m・H2mを設置する。設計はアコン測量設計(前橋市)が作成し、工事は今回で完了する見通し。