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日本工業経済新聞社(山梨)
2014/02/03

【山梨】富士吉田市道路公園課 2橋の修繕費要望

 国の社会資本整備事業交付金を活用して富士吉田市道路公園課は、新年度から跨道橋「武蔵跨道橋」と「新西原橋」で、修繕工事を計画している。3月市議会で工事費など予算の承認が得られれば、4月から5月頃にかけて工事を発注。また2015年度にも工事を行うための調査設計業務(2橋分)を同時期に委託していく。
 武蔵跨道橋と新西原橋は2橋(PC橋)とも跨道橋で、修繕工事として伸縮装置や橋面の防水、橋下部のひび割れなどが中心となる。
 武蔵跨道橋がL21m、W7・2mで1993年、また新西原橋がL22・9m、W6mで1972年に竣工された。新年度に工事を計画するため市は、昨年6月に調査設計業務を新日本設計(本社=長野県)へ委託していた。
 市によると、市が管理する道路橋は161橋のうち長寿命化対象の橋が135橋(鋼橋44橋、PC橋47橋、RC44橋)もある。高齢化の橋りょうについても多く、今後修繕や架け替えに要する経費に対し、可能な限りコスト縮減を図るという。
 市では昨年度に橋りょう長寿命化計画を策定し、架設からの経過年数や重要度、規模を十分考慮する中で、修繕箇所があった場合には工事を進める。
 長寿命化計画の第一弾として、新年度から4カ年計画で計8橋(2橋が跨道橋)の長寿命化修繕工事を予定。年度ごとに予算要望を行う。