トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日本工業経済新聞社(山梨)
2014/02/12

【山梨】県新環状西関東道路建設 東部区間1の事業費を要望

 事業化した国道140号新山梨環状道路東部区間1(甲府市西下条〜落合町間)について県新環状・西関東道路建設事務所は、新年度当初予算案に「小曲地区の高架橋詳細設計(L140m程度)委託」と「用地取得」を要望。県では、激しい渋滞が発生する西下条ランプから東油川ランプ間の整備を早急に進めたい考えだ。
 同区間1の道路改良工事の延長はL1・6q、W7(9・5)m。橋りょう2橋L430m、ボックスL30mなどを整備する。本年度から2018年度までを整備期間とし、総事業費は約100億円。
 本年度は委託の段階で東部区間1の地形測量を日新測量、昭和測量、富士測量、また西下条ランプから中央道南側までの用地測量は日新測量が担当した。ルート予備設計については大日本コンサルタントが行っている。今後、道路外観のイメージ図もつくり、構造物の色や法面の形状などの検討に活かす。
 事業化していない東部区間2の延長はL5・4q程度で、東油川ランプから広瀬ランプまでとなっている。南部区間のL8・9q、W14(40)mはすでに供用済みだ。
 新山梨環状道路は、甲府市中心部に集中する周辺からの交通を分散導入を図る機能を有し、市内の交通渋滞を緩和させ、甲府都市圏を取り囲む全長約43qの道路。北部、東部、南部、西部の4つの区間で構成されている。
 供用済みの南部区間道路整備は、1995年度から2008年度まで行われ、総事業費は約820億円に上った。