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日本工業経済新聞社(茨城)
2014/02/15

【茨城】茨建協建設未来協議会が20周年記念式典開く

 県建設業協会建設未来協議会(梅原基弘会長)の設立20周年を記念した式典と講演が、14日、ホテル・ザ・ウエストヒルズ水戸(水戸市)で盛大に開催された。式典には、初代会長の鈴木一良氏など歴代会長や、来賓に尾曽正人本部副会長、照沼孝雄県土木部総括技監、久保田一常陸河川国道事務所長ら約100人が出席。20年目の節目を祝うとともに、次代の扉をひらく経営者がさらなる飛躍を誓い合った。
 建設未来協議会は建設業協会の青年部会として1993年に設立。以降、建設フェスタや建設体験学習など、さまざまな活動を行っている。
 冒頭のあいさつで、梅原会長は公共事業の激減から大震災、国土強靭化といったこの20年の流れと会の取り組みを照らし合わせながら「諸先輩方のご指導の下、いまを築くことができた。本日の副題である『次代の扉をひらく』を胸に、次の世代に承継してまいりたい」とあいさつ。
 来賓では、尾曽本部副会長が日ごろの活動に感謝の意を述べた後「20年を契機に、一致団結して協会とともに地域の守り手として貢献されることを期待したい」と祝辞。
 また照沼県土木部総括技監が「地元の信頼と技術力を備えた建設業が発展するためには、業界と県が連携し若年者を育てることを県民にしっかりとPRしていかなければならない」と連携体制を強調。
 久保田常陸河川国道事務所長が「防災減災、老朽化対策、新たな施設整備に皆さまの力が欠かせない。今後もどうぞよろしくお願いしたい」と語った。
 続いて歴代会長6人に感謝状と記念品を梅原会長が贈呈。受賞者を代表して初代会長の鈴木一良氏は「これからも若い力を存分に発揮していただきたい」と激励しながら謝辞を述べた。
 また増子秀典20周年記念事業実行委員長が、式典や講演、記念誌の発行、復興パネル展示会など、各種事業を進めるに当たっての苦労話を、あいさつの中で語った。
 記念講演では、経済評論家で中小企業診断士の三橋貴明氏が「日本経済ダメ論のウソ!日本経済の強さ」と題して講演。仕事が急増する過渡期である現況を踏まえ、建設業が明るい業界であることを強調。また経済面や生活面から、公共事業の重要性を述べた。