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日本工業経済新聞社(群馬)
2014/02/25

【群馬】板倉町2014年度当初予算案

 板倉町(栗原実町長)は、3月定例議会に上程する2014年度当初予算案を明らかにした。普通建設事業費は前年度予算から23・1%増となる5億5833万7000円とした。最重点事業といえる新庁舎建設事業へ1億9835万円を計上し、基本設計着手と用地取得を予定している。また、八間樋橋整備事業へ1億300万円、農業基盤整備促進事業へ1896万5000円を配分した。

 13年度予算では5億円を割り込んだ普通建設事業費は、町民税の増収などを反映して増額編成となった。
 新庁舎建設事業は本年度、建設予定地を中央公民館に近い私有地1万5000uに特定した。基本設計の委託方法については、早ければ3月町議会の全員協議会で承認される見通し。新庁舎規模は延べ床面積で最大5000uを計画する。
 継続事業の町道1−9号線の八間樋橋整備事業は、新年度はボックスカルバート工や付帯工事を予定している。県が橋梁工、町が取り付け道路の整備を担当して進行しており、新年度を含めて3カ年で完了させる。また、橋梁長寿命化事業は3000万円を措置し、1橋で修繕工事に取り組む。
 農業基盤整備促進事業では、大曲地区の土水路L510mでコンクリート二次製品を用い再整備する。15年度も新たな地区で同様の工事を予定する。
 このほか、南小学校校舎の屋上防水工事費1142万7000円を投入し、東西2カ所あるドーム型屋根で改修工事を行う。また、中央公民館では大ホール天井改修の設計費250万円を充当した。東日本大震災時に一部を損傷する被害を受けており、総合計画で改修工事実施を記載している。
 さらに、道路維持事業費3552万7000円、町単独道路整備事業費8362万円、同事業費(国道354号バイパス関連)1200万円、社会体育館海洋センターアリーナサンダー掛け工事費350万円、住宅用太陽光発電システム設置補助事業費900万円、木造住宅耐震改修促進事業費478万7000円、排水路清掃事業ミニショベル購入補助523万8000円などを盛り込んだ。
 これらによって、一般会計総額は、対前年度比4・1%増の53億3200万円とした。