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日本工業経済新聞社(群馬)
2014/03/03

【群馬】千代田町2014年度当初予算案

 千代田町(大谷直之町長)は、3月定例議会に上程する2014年度当初予算案を明らかにした。一般会計の普通建設事業費は3億1714万4000円とし、対前年度比3・4%減となった。教育施設では、小中学校や幼稚園など4施設で老朽化に対応する改修事業を予定する。一方、水道事業会計では、新規で浄水場設備改修事業に取り組む。

 普通建設事業費の内訳は、補助分を1億1673万4000円の4・8%増とした一方、単独分が2億41万円で7・8%の減額だった。税収は増加が見込まれ、町債費の減少を図る。
 施設改修事業では、6施設で工事を計画。このうち教育施設へは約9600万円を充当し、いずれも設計から施工までを14年度で実施する。5015万2000円を配分された西小学校は、北校舎の内部塗装などを行う。東小学校では南校舎屋上防水工事などを予定し、2268万2000円を計上した。
 千代田中学校では、職員室の床面や窓サッシの改修工事へ1826万円を措置した。さらに東幼稚園でも、教室の床面改修工事へ513万7000円を振り分けた。
 そのほかの施設では、温水プールのプールサイド床面改修工事へ1129万8000円、庁舎正面玄関のバルコニー防止工事へ500万円を充てている。
 土木関連では、継続である都市計画道路整備事業費8905万円、橋梁長寿命化事業費1820万円を盛り込んだ。長寿命化は2橋が対象。
 新規である橋梁新設改良整備事業費1790万円を割り当てた。小規模農村整備事業は3090万円を計上し、2カ所で工事を予定する。これらにより、一般会計総額は46億7000万円で、対前年度比2・9増とした。
 一方、水道事業会計では、配水管等布設事業へ5617万6000円を配分。前年度とほぼ同額を確保、石綿管更新がメーンとなる。
 また、第4浄水場配水施設機能増設工事へ3229万2000円を充当。新規事業でポンプの更新と増設に取り組み、新年度に設計と工事を行う。基幹的施設の建設や配水管の整備に充てる資本的支出は、1億4985万7000円で対前年度比38%の伸びだった。