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日本工業経済新聞社(群馬)
2014/03/18

【群馬】東吾妻町が当初予算を公表

 東吾妻町(中澤恒喜町長)は、可決した新年度当初予算を公表した。普通建設事業費は13億円で、前年度の11億3200万円から14・8%増となった。建設事業では統合中学校施設整備事業に2億1315万5000円を計上し、バスターミナルの造成工事や部室棟の新築工事などを実施する。このほか、八ッ場ダム関連の人道橋整備に3億3326万6000円、霊園管理事業に3045万円などを盛り込んだ。

 統合中学校整備事業では測量・設計・監理委託料115万1000円、工事費2億1200万円を計上。この事業は5つの中学校を統合し新しい中学校を2015年4月に設立するもので、原町中学校の校舎を改修して活用する。本年度から工事に着手しており、これまでに教室やエレベーター棟の増築などを実施している。
 新年度は、原町小学校の体育館と旧給食センターの解体工事を行い、その跡地(敷地面積約3500u)のうち、A約3000uをバスターミナル用地にするため、造成工事を実施するほか、W造2階建て、延べ床面積約165u規模の部室棟を建設する。
 八ッ場ダム関連では吾妻峡へ人道橋の架設を計画しており、本年度に設計を委託。新年度は、測量・設計・監理委託料3億3326万6000円を配分し、県八ッ場ダム水源地域対策事務所に工事委託を予定している。
 霊園管理事業工事費3045万円では、現況空きがないあがつま霊園を対象に80区画程度の増設工事を行い、防火水槽整備事業工事費2025万円では40t級の防火水槽を3基新設する。萩生地区活性化事業3953万円ではビジタートイレの新設に向けて事業を進める。これらのほか、道路改良工事で測量・設計・監理委託料4365万円と工事費6300万円、道路維持で測量・設計・監理委託料1110万円と工事費5500万円。公営住宅管理で測量・設計・監理委託料4807万円。防犯事業でLED防犯灯リース料360万円などを計上した。なお、一般会計の総額は85億5800万円となった。