トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社四国
2014/04/23

【徳島】鳴門市第一中学校、3期に分け発注

 第一中学校校舎棟の改築を計画している鳴門市は、2014年度から建築本体を3期に分けて発注していく方針。また、各期の前に準備工として既設建物の解体工事を別途発注していく。建築確認の手続きは3月までに完了しているが、14年度は補助交付申請などの手続きが順調なら既設解体工事を6月ごろに、1期建築本体を9月議会承認案件として発注する考え。なお、JV編成や分離発注の有無など発注方法についてはまだ協議中で、今後固めることにしている。
 新校舎棟全体の計画規模は鉄筋コンクリート造4階(一部5階)建て延べ9974平方b。この校舎棟を3分割して整備する。14年度は1期工事として、まず事前に体育館南側の美術室・技術室棟といった鉄筋コンクリート造2階建てと4階建ての既設建物(延べ約2500平方b)を解体撤去し、その跡地に4階建て延べ4100平方bの校舎と別棟で平屋約200平方bの技術室を整備する。
 解体は夏休みに躯体部分に取り掛かれるよう発注する。1期工事の建築本体の規模は5年前の大麻中学校の改築校舎棟とほぼ同程度。発注方法は今後固めるとしているが、当時はJV編成、分離発注としていた。
 このほか2期、3期の各新設校舎棟の規模は2期工事が延べ2000平方b、3期工事が延べ3700平方b。都度、事前に既設建物を解体することにしている。また、3期工事では合わせて鉄骨造平屋850平方bの駐輪場も整備する計画。順調なら外構工事などを含め5年計画で整備し、18年度の完成を目指す。
 総事業費は約32億円を見込む。1期工事(14〜15年度)では当初予算に12億円程度の事業費を確保している。設計は平島弘之+TEAM28(徳島市)が担当した。
 建設地は撫養町南浜字浜田37ノ1。