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建通新聞社(神奈川)
2014/04/23

【神奈川】藤沢市労働会館・藤沢公民館等の再整備 基本構想策定で公募型プロポ公告

 藤沢市は22日、「藤沢市労働会館及び藤沢公民館等の再整備基本構想策定」の公募型プロポーザルを公告した。参加表明書の提出を5月1日まで受け付ける。企画提案書類の提出は6月10日まで。プレゼンテーションなどを経て7月1日に最優秀提案者を特定。10日に契約を結ぶ予定だ。
 建設予定地は藤沢市本町1ノ12ノ17。藤沢市労働会館敷地(3657平方b)と周辺敷地を活用し、複合施設として建て替えるとともに防災機能を強化する。予定地は第一種住居地域(建ぺい率60%、容積率200%)、近隣商業地域(建ぺい率80%、容積率200%)で、準防火地域。
 再整備の概要は、既存施設の解体撤去、新施設建設のための基礎地盤や崖地処理など必要な整備、周辺公園などの整備、新施設建設、外構・駐車場などの整備。
 今回の基本構想策定の納期は15年2月27日まで。その後の想定スケジュールは、基本・実施・解体設計を15年4月〜16年9月で実施。既存施設の解体を16年10月〜17年6月で行う。新施設建設工事は17年7月〜18年12月。19年4月に供用開始する予定。
 既存施設は、労働会館が鉄筋コンクリート造地下1階地上4階建て塔屋付き延べ3261平方b。建築後37年を経過。藤沢公民館は鉄筋コンクリート造3階建て延べ1716平方b。建築後49年を経過している。新築の規模などは基本構想の中で固めていく。
 プロポーザルへの参加資格は公共施設の新築・改築に関する基本構想か基本計画の策定、または基本設計か実施設計の作成業務の実績を有することなど。グループでの参加も可能。
 審査は、@企業概要A公共施設等の業務実績B業務の体制C取組意欲、目的の適合性D提案力−などを総合評価する。提案力は、▽新施設の機能(複合化)の規模配置計画、高低差処理、解体計画▽事業計画(事業手法、事業スケジュール、建設費等)▽憩いの森の活用及び都市計画公園・道路の整備と新施設の一体的利用−などを評価する。