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　県渋川農村整備センターは、本年度の農地整備事業概要を明らかにした。工事は上狩野地区（畑地帯担い手育成型）、北上野地区（畑地帯担い手育成型）、赤城南第２地区（通作条件型）、子持地区（通作条件型）の４地区で計画している。全地区を合わせた事業費は２億８８００万円で、これから全14件の工事を発注する。４地区のうち、１億４３００万円と最も事業費が多い上狩野地区では舗装工３件、区画整理工事２件、減圧水槽の設置工事１件の計６件の発注を予定している。

　４地区それぞれの事業費は上狩野地区（畑地帯担い手育成型）の１億４３００万円を筆頭に、北上野地区（畑地帯担い手育成型）の１億１０００万円、赤城南第２地区（通作条件型）の２５００万円、子持地区（通作条件型）の１０００万円となっている。
　最大の予算配分となった渋川市赤城町津久田地先にある上狩野地区では舗装工、区画整理工、減圧水槽設置工をそれぞれ計画。
　舗装工は、区画整理で新設された農作業用道路を対象にＬ１�qずつ、計３件を指名競争入札で第１四半期に発注する予定だ。
　区画整理工は、Ａ１・４haとＡ２・４haの２カ所をそれぞれ指名競争入札で第２四半期に、減圧水槽設置工事は２基を一括して指名競争入札で第１四半期に実施する。
　なお、上狩野地区の事業費は１億４３００万円だが、このうちの管水路工３件（Ｌ１０００ｍが１件、Ｌ５００ｍが２件）については、すでに指名通知済みとなっている。
　渋川市赤城町赤城山地先の北上野地区では舗装工４件、管水路工２件の計６件の工事を予定している。
　舗装工は、上狩野地区と同じく区画整理後の農作業用道路が対象。
　いずれも指名競争入札でＬ１�qずつの計４件を第１四半期に発注する。
　管水路工は北上野地区へ導水路を敷設するもので、Ｌ３００ｍの工事を２件予定しており、第２四半期に条件付き一般競争入札を行う。
　渋川市赤城町小川田地先の赤城南第２地区ではＬ７００ｍ区間を対象に舗装の打ち替えを計画しており、第２四半期に条件付き一般競争入札で発注する。
　渋川市赤城町長井小川田地先の子持地区でも道路補修工１件を計画している。第２四半期に一般競争入札で発注し、農作業用道の舗装の打ち替えをＬ５００ｍ実施する。