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日本工業経済新聞社(群馬)
2014/05/22

【群馬】藤岡土木事務所 新鏑川橋下部工を推進 本年度2基発注予定

 県藤岡土木事務所(坂哲朗所長)は本年度の事業概要を明らかにした。継続事業は寺尾藤岡線バイパスの整備、国道462号の改良、県道下栗須馬庭停車場線の拡幅、県道藤岡本庄線・中栗須交差点改良、一級河川温井川の護岸整備。新規事業では、県道藤岡本庄線の電線共同溝に着手する。

 【寺尾藤岡線バイパス(藤岡市篠塚)】
 高崎市と藤岡市を結ぶ新たなバイパスを整備する。全体計画はL2700mで、うちL2000mを県高崎土木事務所、L700mを藤岡土木事務所が担当する。事業の目玉は一級河川鏑川に架ける新鏑川橋(L431m)。昨年度に橋脚2基が発注され、本年度はさらに2基発注する予定だ。
 【国道462号改良(藤岡市坂原)】
 急カーブが続く箇所の線形改良事業で、全体計画はL1370m。2012年9月の新法久橋に続き、昨年11月には梁瀬2号橋が供用。さらに、ことしの12月には新坂原橋が供用する予定。今後は、整備予定の梁瀬1号橋の用地買収も進めていく。
 また、現在下部工を進めている新高瀬橋の上部工を9月ころ発注する。同橋はPCの箱桁橋でL108m・W6・5m。
 【県道下栗須馬庭停車場線拡幅(藤岡市下栗須)】
 下栗須交差点〜中栗須交差点間L約850mを拡幅して全幅9・75mとする。JR八高線の線路前後を広げ通行しやすくするとともに、道路北側に歩道を設置する。本年度は、昨年度に続き用地買収を進める。
 【県道藤岡本庄線「中栗須」交差点改良(藤岡市中栗須)】
 右折レーンがないため、渋滞ポイントとなっている箇所。交差点を広げ右折レーンを設けるとともに、歩道が一部未設置のため新たに整備する。計画幅員は、交差部が全幅12・75m、一般部が9・75m。本年度も、さらに用地買収を進めていく方針。
 【温井川護岸整備(高崎市新町)】
 流下能力を向上させるため、河道の拡幅などを実施。護岸工や築堤工をメーンに整備する。全体計画はL270m。来月に入札を行い、2500万円強の護岸工を発注するほか、9月ころにも別途工事が発注される予定。
 【県道藤岡本庄線電線共同溝(藤岡市藤岡)】
 JR八高線群馬藤岡駅の南西約300mに位置する四丁目交差点から七丁目交差点までのL320mが対象。本年度は測量設計に着手するほか、共同溝に入るライフラインの事業者と着工に向けた協議を進める。