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建通新聞社(神奈川)
2014/06/04

【神奈川】文部科学省 「学校施設老朽化対策先導事業」に川崎市立菅生小学校を選定 14年度に長寿命化基本計画

 文部科学省は、2014年度の「学校施設老朽化対策先導事業」の委託予定者として、川崎市立菅生小学校と堺市立宮園小学校を選定した。14年度に長寿命化改修に関する基本計画を策定。15年度に基本設計、実施設計を行い、16年度に長寿命化改修工事を実施する予定だ。
 公立小中学校施設の長寿命化改修を推進するための実証事業として、今後、長寿命化改修を行う予定の校舎を対象に、地域住民や保護者などが参加するワークショップなどでの検討を踏まえた基本計画を策定する事業。
 菅生小学校の所在地は、川崎市宮前区菅生1ノ5ノ1。1967年度に市立向丘小学校から分離独立・開校した。敷地面積1万2558平方bで、校舎の延べ面積は1万2296平方b。
 川崎市は、市内の老朽化した学校施設について、改修による再生整備と予防保全の併用を基本とする「学校施設長期保全計画」を策定。その中の1校としてシンボル的に菅生小学校を実施。校舎や体育館の耐久性向上や多様な学習形態への対応、環境に配慮した改修などについて、有識者や学校関係者が参加する検討委員会やワークショップなどで検討し、基本計画を策定する。
 全国では、建築後25年を経過し、老朽化した学校施設が約7割を占める。国・地方とも厳しい財政状況の中で、これらの施設が更新時期を迎えつつあり、安全面や機能面の改善を図ることが喫緊の課題。
 学校施設老朽対策先導事業は、@100年学校モデル(建築後100年程度使用することを目指した改修モデル)A優れたリニューアル改修モデル(多様な学習方法への適合や省エネ化の現代の社会的要請に対応した改修モデル)B複合化・減築モデル(他の公共施設との複合化や減築を利用した改修モデル)−を内容とする。
 国は、基本計画の策定に係る費用について全額を財政支援する。基本設計・実施設計、工事段階では事業費の3分の1を補助する予定だ。