トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社
2014/06/11

【大阪】府入札参加認定業者95%が社会保険加入

大阪府の建設工事入札参加資格認定業者の95%が社会保険に加入していることが分かった。府は昨年度から建設事業者の社会保険未加入対策に取り組んでおり、府発注の全工事案件で、元請け業者と、全ての次数の下請負者の加入状況をチェック。また、入札参加資格審査申請の次期分(2015〜16年度)からは、社会保険の加入を必要な条件に加えることを決めている。
 府の入札参加資格認定業者数は4月1日現在、6682者。うち、社会保険(健康保険、厚生年金保険、雇用保険の3保険)に全て加入しているのが6360者だった。いずれかに加入している業者を加えるともう少し加入率が上がる。
 府では、昨年の11月から全ての工事案件について、元請け業者の社会保険加入を落札候補者となるための条件として設定。下請け業者も4月以降の公告案件から全次数を対象に、社会保険の加入を条件としており、実質、府の建設工事現場から未加入業者を排除した形になっている。
 下請け業者の加入状況は、元請け業者が、下請け業者の社会保険の加入状況を確認できる資料を作成し、提出する方法でチェック。担当者は「4月からの取り組みなので現時点ではまだ対象案件が少なく、どのような状況になるかはこれから」と話す。
 国では8月以降、未加入業者に対して、元請けと下請け間の契約でもペナルティーを与えるといった厳しい対策を実施する予定だが、府は当面、保険所管庁への通報による指導的対応で改善を促していく考えだ。