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北海道建設新聞社
2014/06/19

【北海道】函館のサンフーズが東南アジア向け水産物加工施設を建設へ 

 サンフーズ(函館市万代町19の3、小林真実社長)は、経済産業省の2014年度グローバル農商工連携推進事業を活用し、タイなど東南アジア輸出向けの水産物加工施設を建設する。建築企画山内事務所で設計を進めており、8月の着工、15年1月の完成を目指す。
 同社は以前から、タイのバンコクや香港、シンガポールへの水産物輸出に取り組んでおり、安定的な事業展開に向けた施設整備を構想していた。
 規模は平屋、S造、延べ約750m²。函館で水揚げされた水産物の鮮度保持処理やパッキング、冷凍、刺し身や鍋キットなどの1次、2次加工を手掛ける施設を想定。国際的な衛生基準であるHACCP(ハサップ)にも対応させる。建設地は北海道ガス函館支店隣接地の函館市亀田町231ほか。
 5日付で、同社や北海道食品開発流通地興、前川製作所、魚長食品、函館地域振興財団で構成するコンソーシアムの東南アジア富裕層向け超高鮮度水産物迅速・安定輸出モデル事業が、経産省のグローバル農商工連携推進事業に採択されたため、この一環として整備することを決めた。
 同事業では、漁港や空港が近くにあり、水揚げ翌日にも海外へ送ることができるという函館市水産物卸売市場の強みを生かし、東南アジアへ迅速・安定的に輸出する仕組みを構築する。
 施設整備のほか、シャーベット氷の改良・軽量化といった超高鮮度保持技術の実証、現地保冷施設や冷蔵・冷凍車などとの連携によるコールドチェーン(低温を保つ物流法式)構築、北海道ブランド確立に向けたプロモーションにも取り組む。