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日本工業経済新聞社（群馬）
2014/06/19
【群馬】都市計画区域マスタープランを見直し
県都市計画課は、「都市計画区域の整備、開発及び保全の方針」（都市計画区域マスタープラン）を見直す。県央、東毛、吾妻、利根沼田の広域で計画を策定し、これまでの部分最適から全体最適を目指していく。今月25日から１カ月間、見直しの素案に対するパブリックコメントを予定しており、順調なら来夏に決定告示となりそうだ。
今回の見直しにより、人口減少と高齢化が同時に進行する局面でのまちづくりを示した「ぐんま”まちづくり”ビジョン」を踏まえて、人口増加時代のまちづくりから転換し、人口減少局面でもぐんまらしい持続可能なまちづくりが行えるよう、県として広域的な見地から取り組むべき都市計画の方向性を示す方針だ。
また、「まちのまとまりが明確で、公共交通が成り立つ市街地」「まち単独で担いきれない機能を周辺のまちと連携して相互に補完できる多様な移動手段を確保」「複数の都市が一つの都市として連携する都市群を形成」へとまちづくりを転換していく。例えば、工業地は高速道路インターチェンジ周辺や幹線道路沿線などの広域ネットワークへのアクセス環境が整った地区に配置する。
また、郊外部における住宅地の開発は原則抑制する。郊外での大型商業施設も原則抑制するが、まち全体で不都合が生じないよう、広域的な観点から既存の商業に影響を及ぼさないことなどが整理された場合のみ、商業地を設定することができるようにする。
今回の見直しでは◇県央広域都市計画圏◇東毛広域都市計画圏◇吾妻広域都市計画圏◇利根沼田広域都市計画圏−で素案がまとまった。各素案には道路や鉄道、土地区画整理事業、公園などの整備予定などが盛り込まれた。例えば、みなかみ町では今後10年以内に名胡桃城址の歴史公園として、寺間運動公園を整備することなどが搭載された。
都市計画区域マスタープランの見直しに向けて今後、パブリックコメントを実施し、９月に県議会に対して説明を行う。説明後、２０１５年夏にかけて都市計画法の手続きを進め、順調なら決定告示となる見通しだ。
今回の見直しにより、人口減少と高齢化が同時に進行する局面でのまちづくりを示した「ぐんま”まちづくり”ビジョン」を踏まえて、人口増加時代のまちづくりから転換し、人口減少局面でもぐんまらしい持続可能なまちづくりが行えるよう、県として広域的な見地から取り組むべき都市計画の方向性を示す方針だ。
また、「まちのまとまりが明確で、公共交通が成り立つ市街地」「まち単独で担いきれない機能を周辺のまちと連携して相互に補完できる多様な移動手段を確保」「複数の都市が一つの都市として連携する都市群を形成」へとまちづくりを転換していく。例えば、工業地は高速道路インターチェンジ周辺や幹線道路沿線などの広域ネットワークへのアクセス環境が整った地区に配置する。
また、郊外部における住宅地の開発は原則抑制する。郊外での大型商業施設も原則抑制するが、まち全体で不都合が生じないよう、広域的な観点から既存の商業に影響を及ぼさないことなどが整理された場合のみ、商業地を設定することができるようにする。
今回の見直しでは◇県央広域都市計画圏◇東毛広域都市計画圏◇吾妻広域都市計画圏◇利根沼田広域都市計画圏−で素案がまとまった。各素案には道路や鉄道、土地区画整理事業、公園などの整備予定などが盛り込まれた。例えば、みなかみ町では今後10年以内に名胡桃城址の歴史公園として、寺間運動公園を整備することなどが搭載された。
都市計画区域マスタープランの見直しに向けて今後、パブリックコメントを実施し、９月に県議会に対して説明を行う。説明後、２０１５年夏にかけて都市計画法の手続きを進め、順調なら決定告示となる見通しだ。
