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日本工業経済新聞社(群馬)
2014/06/25

【群馬】県森連が通常総会を開催

 群馬県森林組合連合会(星野已喜雄代表理事会長)は24日、前橋市内の同連合会会館で第79回通常総会を開催した。県環境森林部の青木勝部長、県議会の須藤昭男議長、林野庁関東森林管理局の須藤徳之局長ら大勢の来賓が駆けつけた。議事では、国産材の利用拡大と森林・林業の再生運動といった基本方針や事業計画案などを承認した。
 開会後、星野会長は「県議会から正副議長にご臨席いただき、感謝申し上げる。渋川県産材センターは製材品1万1689立方m、製紙用チップ1万2650立方mを生産・販売でき、林野庁長官も視察され、高い評価を頂いている。本年度も互いに協力し合い頑張っていこう」と呼びかけた。来賓あいさつでは、まず大澤正明知事の代理で青木部長が祝辞に立ち、「森林組合連合会は、本県の森林・林業の発展に大きく貢献している。県でも、みどりの県民税をしっかりと軌道に乗せ、本県の林業・木材産業の発展に努めていく」と述べた。続く、須藤議長は「県議会では森林の鳥獣害被害の減少に向け、特別委員会を設置し対応している。引き続き、森林・林業の発展に向け、皆さまのご協力を賜りたい」と述べ、須藤局長も「日本の森林は、戦後に造成された人工林が本格的に使用できる時を迎えた。政府も林業の成長産業化を考えており、わたしたちも民有林と一緒になり、林業を支えていきたい」と意気込んだ。このほか、県環境森林部や農林中央金庫関東業務部などの幹部職員も臨席した。
 議事では、昨年度の業務報告や年間素材生産量10万立方mを目指す事業計画案など全議案が承認。また、購買事業で実績のあった各組合の表彰や職員の永年勤続表彰なども執り行われた。