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北海道建設新聞社
2014/07/04

【北海道】旭川建管が南富良野町の落合停車場線で危険解消へ新ルート計画 

 旭川建管は、南富良野町内を走る落合停車場線で、危険箇所解消に向けた新ルート整備の検討に着手する。区間内にJR根室本線と交差する場所があることから、アンダーパスなどの構造物整備も想定している。
 落合停線は、JR落合駅と道道夕張新得線を結ぶ延長7`の道道。国道38号と交差し、夕張新得線を経由して道東自動車道トマムICに通じるため、旭川圏と帯広、釧路圏を結ぶ路線として交通量が多い。また、トマムとサホロリゾートの中間にあることから、観光道路としても多く利用されている。
 危険箇所解消を検討するのは、38号との交差点から夕張新得線に向かって3`ほど進んだ地点。下りの急カーブ内に幅員の狭いJR架道橋があり、左右は盛り土構造になっているため、カーブの先の視距が取りにくくなっている。
 2013年3月に大型トレーラーと乗用車など5台が絡む多重衝突事故が発生。こうした事態を受け、急カーブと視界の悪さを解消するため、現道を一定区間切り替える考えだ。
 14年度は事業化に向け、現地の詳細把握やルート選定など基礎的調査を進める。