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日本工業経済新聞社(山梨)
2014/07/23

【山梨】甲府市学校屋体に太陽光 プロポ公告

 甲府市環境保全課は、民間活力による公共施設(2施設)への太陽光発電導入事業を、公募型プロポーザル方式を採用することを決め、このほど募集を開始した。参加申込書の提出期限は8月4日までで、プレゼンテーションおよびヒアリングを同月22日に行い、審査結果は9月上旬に通知される。着工は来年の夏季休暇中を目指す。
 環境保全課では、「プロポーザル方式による公共施設への太陽光発電導入は県内自治体では初めてではないか」と話している。
 対象となる施設は南西中学校と国母小学校の屋内運動場(S造)で想定屋根面積は南西中が1585u、国母小が1215u。2006年から07年に建築された。
 設置する太陽光発電設備の容量は2施設とも「50kw未満」とし、発電事業期間は、電気の供給開始日から20年間と長期に渡る。発電設備などの設計および材料、工事、各種手続きに係る費用は事業者が負担する。
 企画提案に参加できるのは、山梨県内に本店および支店、営業所を置く法人もしくは甲府市内の事業者を含む複数企業などで構成する連合体としている。
 太陽光発電導入事業は、再生可能エネルギーの固定価格の買い取り制度の実施にともない、発電を行う事業者に公共施設の屋根屋上の使用を許可し、事業者自らが太陽光発電設備などの設置および運営を行っていく。
 事業の問い合わせは、同市環境部環境総室環境保全課(上町601−4)電話055−241−4312まで。