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建通新聞社
2014/07/28

【大阪】咲洲に世界最大級の大型蓄電池試験評価施設

製品評価技術基盤機構(NITE、通称=ナイト)が大阪市の咲洲コスモスクエア地区に世界最大級の大型蓄電池試験・評価施設を整備する。総事業費は土地代を含め約133億円。鹿島の設計・施工一括により、今後設計に着手し、来春の着工を目指す。完成予定は2015年度末ごろ。
 計画地は、大阪市住之江区南港北1ノ36で、地下鉄中央線コスモスクエア駅東側の用地約2万6400平方b。大阪市から約30億円で取得した。
 基本計画によると、主・副試験室を鉄筋コンクリート造平屋、管理棟兼実験棟(付属施設含む)を鉄骨造4階建てとして想定。管理棟兼実験棟には、NITEがこれまで実施してきた消費生活用製品安全法に基づく製品事故の原因究明を行う試験・評価施設を併せて整備する。延べ床面積など詳細は今後詰める。
 完成すれば、2㍋h級の大型蓄電池の性能と安全性に関する試験・評価(安全性試験設備、振動試験設備など)が行える施設となる。
 近年、再生可能エネルギーの導入が増加するのに伴い、電力系統の安定化に役立つ大型電池の需要拡大が予想されており、国内で大型の試験・評価施設の整備が急務となっていた。
 担当者は、「世界最大といわれる米国にある1㍋h級の施設を上回る規模になる。これで、国内の蓄電池メーカーは、海外の評価機関に製品を持ち込む必要がなくなる。コストや納期に対する負担が楽になるのではないか」と話す。
 NITEは東京都渋谷区に本所を置き、電気機器などの製品安全分野、化学物質の総合管理分野、計量器などの認証を行う機関の認定分野、微生物などの生物遺伝資源の保存と解析・活用分野の4分野について、製品や技術をチェックしている。