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日本工業経済新聞社(群馬)
2014/07/29

【群馬】群馬県幼保連携型認定こども園の基準案

 県子育て支援課は、「群馬県幼保連携型認定こども園の基準案」をまとめた。園舎や保育室、園庭の面積の基準などを盛り込んでいる。
 案によると、園舎面積は満3歳以上の子どもの学級数が1学級の場合180u、2学級以上の場合320+100×(学級数−2)uに、満2歳未満のほふくをしない園児数×1・65u、満2歳未満のほふくをする園児数×3・3u、満2歳以上〜満3歳未満の園児数×1・98uの合算面積以上とする。満2歳以上の保育室(遊戯室)数は学級数を下回ってはならず、必要面積は該当園児数×1・98u以上とする。
 ほふくをしない満2歳未満の乳児室は該当園児数×1・65u、ほふくをする満2歳未満のほふく室は該当園児数×3・3u以上とする。
 運動場や屋外遊戯場といった園庭は必置で、園舎と同一の敷地内か隣接する位置であることを原則とする。面積は@満3歳以上の子どもの学級数が2学級以下の場合330+30×(学級数−1)u、3学級以上の場合400+80×(学級数−3)uA満3歳以上の園児数×3・3u−のいずれか大きい面積と、B満2歳以上〜満3歳未満の園児数×3・3uを合算した面積(@かAの大きい方+B)以上とする。
 これらはいずれも国の基準と同様となる。
 また、県独自の基準も定めており、幼保連携型認定こども園においては軽便消化器などの消化用具や非常口、その他非常災害に必要な設備を設けるとともに、非常災害に対する具体的計画を立てて、少なくとも毎月1回の避難訓練や消火訓練を行わなければならないなどとしている。
 現在、8月11日までパブリックコメントを実施しており、9月上旬にその結果が公表される予定。