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日本工業経済新聞社(群馬)
2014/08/06

【群馬】県太田土木が阿左美大原工区に着手

 県太田土木事務所は、『はばたけ群馬・県土整備プラン』の渡良瀬軸に位置付けている主要地方道桐生伊勢崎線阿左美大原工区の改良事業に本年度から着手した。L1・1qの4車線化と両側への歩道整備、交差点改良2カ所を計画しており、路線測量と交差点を含む設計作成が進行中。年度内に用地測量も発注し、来年度から用地買収に取りかかる。

 主要地方道桐生伊勢崎線阿左美大原工区は、桐生・みどり地域から北関東自動車道太田薮塚ICへのアクセス性向上を図るもの。完成すれば、桐生市街地からは太田桐生ICよりも利用しやすくなる。工事は、県太田土木事務所と県桐生土木事務所がそれぞれ所管しており、太田土木施行区間は、太田市北部(大原町)の桐生市行政境界から一般県道大原境三ツ木線の大原上西交差点までのL1・1q。この区間は都市計画決定されており、現状のW約10・5m(両側に歩道W1・5m)を両側にW3・5mの歩道と車道W15・75mの全幅22・75mの4車線へと改良する。また、工区終点部の大原上西交差点と、主要地方道大間々世良田線との大原上交差点の2カ所で交差点改良が実施される。昨年度に設計VEを行い、幅員の見直しを検討中だ。
 路線測量と設計は都市開発設計(前橋市)が作成中。設計では、路線の詳細設計、大原上交差点の詳細設計、大原上西交差点の概略設計の3点が一括で委託されている。大原上西交差点については、新設される主要地方道大間々世良田線バイパスが北側に接続され、十字路化される。
 太田土木は本年度中に地元への事業説明会を開き、用地測量も発注する。用地買収は来年度から開始するが、地権者数も多く時間を要するとみられる。
他方、桐生土木管内は、桐生伊勢崎線の阿左美駅以南から太田市行政境界までのL約2qを所管しており、拡幅改良が計画されている。