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建通新聞社(神奈川)
2014/08/29

【神奈川】神奈川県県土整備局 公共工事で薄膜太陽電池導入 国道134号法面に

 神奈川県県土整備局は、公共工事での薄膜太陽電池の導入を開始する。藤沢土木事務所が8月29日に「平成26年度県有施設薄膜太陽池導入工事交通安全施設補修工事県単合併」を業務実施可能申立方式で公告。業務実施可能者の有無を確認し、申し立てがない場合は、委託予定者と随意契約する(申し立ては9月2日まで受付)。
 設置予定地は、茅ケ崎市汐見台の国道134号。浜須賀歩道橋脇の法面に太陽電池モジュール(防草シート一体型)56枚(4枚×14ユニット)と発電量表示装置などを設置する予定。使用するのはポリオレフィンシート基盤型アモルファス太陽電池。防草シート一体型。設置容量は5152`h。歩道橋を隔てて既設結晶系太陽光発電設備がある。工期は2015年1月30日。
 県は、「かながわスマートエネルギー構想」推進のため、「薄膜太陽電池」の導入拡大を施策の大きな柱としている。今回、県が率先して薄膜太陽電池を県有施設に設置。これをモデルとして効果を広くPRする。
 太陽電池は、大きく分けて結晶系と薄膜系があり、現状では結晶系が主流。しかし、結晶系は重量などの課題があり、設置場所も負荷に耐えられる屋根などに限定される。
 薄膜系は、ガラス、フィルムなどの上に太陽電池の層を形成させるもの。薄くて軽くビルの壁面やマンションのベランダなどへの設置も見込める。普及拡大への期待は大きいものの、現状では結晶系の2倍以上の価格などが障壁となり、企業や家庭への導入は進んでいない。
 このため、民間のプロジェクトを公募・実施するほか、県自らも率先して導入事業を行う。