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建通新聞社四国
2014/09/09

【愛媛】松山市9月補正に40億円

 松山市は、40億5236万円の一般会計9月補正予算案を11日から開かれる9月定例市議会に上程する。当初からの累計では約179億84278万円となる。9月補正では、公共施設の耐震化推進など安全・安心を確保する施策に重点が置かれており、主な建設関連の追加内容は、余土中学校の移転整備や小中学校の耐震化事業、中学校柔剣道場などに設置されている吊り天井の脱落防止対策。地域社会活性化に向けた取り組みとして街路・幹線道路整備や道路・下水排水路など整備費を盛り込んだ。会期は11日から10月3日。
 主な建設事業関係は次の通り。
 ◇総務理財関係
 スポーツセンター管理事業として旧北条スポーツセンターの公園整備に向けた解体撤去と実施設計に1億4266万円。
 ◇文教消防関係
 小中学校の理科教育設備整備(小4校、中4校)に400万円。耐震化事業として小学校7校8棟に4億9915万円の他、15年度の債務負担行為に限度額7億4400万円、中学校2校2棟に1億1380万円の他、債務に限度額1億6800万円。
 余土中学校移転新築に14年度分13億8300万円、15年度分20億7000万円。中学校柔剣道場などに設置されている吊り天井の脱落防止対策として5校に3120万円。
 ◇市民福祉関係
 障害者支援施設等整備としてグループホーム新設1施設に2893万円を補助。
 ◇都市企業関係
 JR三津浜駅への駐輪場整備に1500万円。中心市街地の民間が整備する公共用駐輪場整備補助に109万円。道路舗装補修工事に1億2600万円。その他道路施設補修工事に1億3100万円。私道整備事業に2800万円。交通安全施設(二種)整備に6100万円。一番町大街道口の景観整備に7900万円。中之川通線の街路整備に1億8000万円。
 ◇下水排水路など整備に2億2890万円。
 ◇産業経済関係
 商店街などが共同で「環境整備」のための設備整備の支援に743万円。農道、ため池、取水堰などの改良や台風被害の農業用施設整備に3億8000万円。農道整備2地区(片山地区と善応寺地区)に3345万円。
 ◇道後温泉会計
 道後温泉本館保存修復事業として地盤調査や現地調査、保存修復に向けた検討資料作成に1572万円。