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建通新聞社四国
2014/09/16

【香川】三本松高校の設計を三高建築に委託

 香川県は老朽校舎改築事業で三本松高校校舎棟(東かがわ市三本松)の改築に取り組むため実施設計を三高建築事務所(高松市)に委託した。設計期間は2015年3月31日までで、15年度以降の工事発注に備える。今回の実施設計の対象は新校舎棟と外構一式。
 改築する既存校舎棟の対象は▽1号館(鉄筋コンクリート造2階建て延べ1118平方b)▽2号館(鉄筋コンクリート造3階建て延べ3343平方b)▽3号館(鉄筋コンクリート造3階建て延べ2331平方b)。
 計画によると、1号館と2号館の解体工事を第4四半期にそれぞれ指名競争と制限付き一般競争入札で発注し、15年度にかけて約6カ月の工期で工事を進める。3号館は耐震改修済みであることから将来、解体工事に着手するが時期は未定。
 新校舎棟は1号館と2号館の解体跡地に建設する。規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ5793平方b。15年3月にもプレハブ仮設校舎を設置し生徒受け入れ準備が整った後に解体工事に着手することから、解体は15年度早々からとなる見込み。新校舎棟の建設は15年度以降になる。
 校舎棟以外ではこのほか体育館(鉄筋コンクリート造2階建て延べ1825平方b)の改築も別途予定しており、改築後の体育館は2156平方b規模を想定している。
 三本松高校老朽校舎等改築基本設計は三野設計(丸亀市)が担当した。