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日本工業経済新聞社(山梨)
2014/09/16

【山梨】都留市大規模直売所建設 計画、設計策定進む

 都留市議会9月定例会の一般質問で庄司寛議員は、直売所事業の進捗状況を質問。直売所付近の構想および設計について、相川泰産業建設部長は「現在市が委託したコンサルティング会社により施設などの基本構想、基本計画の策定業務(葵エンジニアリングへ委託)をことし12月末の完了予定で行っている。設計業務は来年3月末の完了を目指す」と答えた。
 またアクセス道路の計画と見込みでは「(リニア見学センターの集約を見込み)その近くに大規模な農産物直売所を建設する。本年6月定例会で承認を頂いた市道大原線の道路改良工事に係る設計業務を行うなど、アクセス道路の計画を予定している。8月26日には国道139号都留バイパスと国道20号大月バイパスを結ぶ新たな道路網の早急な整備要望を国土交通大臣へ行った」と説明した。
 最後に庄司議員は、観光業者を集めてアドバイスを受けてはどうかと提案。相川部長は「現在、農林産物直売所建設に係る準備会を開催しているところ。ワークショップ形式により直売所構想に対し多くの意見を頂いている。その意見を市で取りまとめ基本計画策定へ反映するように事業を進めていく」と答えた。
 市では今後、農業者生産部会、6次産業化部会、御土産品等商工部会などの熟議を行うとともに、観光業者など各分野からアドバイスを頂きながら、平成28年夏ころのオープンを目指す。