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日本工業経済新聞社(群馬)
2014/09/18

【群馬】安全へ意識新た 多野藤岡建設業労働災害防止大会を開催

多野藤岡建設業労働災害防止大会が17日、藤岡市のみかぼみらい館で開かれ、建設業関係者らが労働災害の防止に向け決意を新たにした。
大会は建設業労働災害防止協会群馬県支部藤岡分会(塚本定夫分会長)と厚生労働省群馬労働局藤岡労働基準監督署(大村悦男署長)、多野藤岡地区公共工事安全対策推進協議会(会長・三田淳藤岡土木事務所次長)の主催で毎年開催。今回で18回目となる。来賓には藤岡市の新井利明市長や県藤岡土木事務所の坂哲朗所長、県藤岡森林事務所の山崎信明所長らを招いた。
塚本分会長は「本日の講習が皆さんの身に付き、来年はこの会で死亡災害ゼロの報告ができるよう期待する」とあいさつした。大村署長は「管内では労働災害が減少している。皆さまの地道な安全対策のおかげ」と感謝。三田会長は安全への一層の注意を喚起するとともに、「品質の高い構造物を、高い意識を持ってつくってもらいたい」と期待を寄せた。
新井市長は来賓あいさつで、2月の大雪で建設業者が道路の復旧にあたったことに対し感謝の言葉を口にし、「健康に留意し、インフラ整備に力を貸してもらいたい」と協力を求めた。
大会では、同監督署による『建設業における労働災害の現状について』と題した講義を行った。また、現場での緊急時に備え、AEDを使用した心肺蘇生の特別講演も行われた。