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北海道建設新聞社
2014/09/24

【北海道】道の農業土木工事、大型化進む−13年度のA等級シェア83%に 

 道農政部は、全道14総合局・振興局が2013年度に発注した農業土木工事の等級別契約額をまとめた。総額は520億3827万8000円で、12年度予備費の大半を13年度に執行したことや、ゼロ国債を計上したことなどにより、前年度に比べて10.2%増加した。A等級工事のシェアは83.6%と2.8ポイント拡大し、工事の大型化が進んでいる。
 13年度に発注した工事を契約ベースで集計した。単年度工事は設計変更を含む最終契約額、13年度ゼロ国債と翌債は当初契約額となっている。
 地域別に見ると、渡島、上川、オホーツク、根室の4地域が前年度を上回った。最も大きい伸びを示したのは渡島で46.2%増。予算規模最大の空知は178億1108万円で9%減少した。
 一方、減少幅が最も大きかったのは宗谷で36.5%減。桧山は36.1%、釧路は34%それぞれ減少した。
 等級別の契約額は、A等級が14%増の435億1377万1000円、B等級が9.6%減の52億8996万9000円、C等級が9.7%増の21億6795万9000円、D等級が14.4%減の10億6657万8000円。
 A等級以外のシェアは、B等級が2.2ポイント減少の10.2%、C等級が変動なしの4.2%、D等級が0.6ポイント縮小の2%となっている。